一般社団法人成立までにかかる期間はどのくらい?
一般社団法人の設立をお考えですか?一般社団法人設立の場合、手続き自体は1週間程度で完了します。(別途法務局による登記期間がありますので、登記簿謄本や印鑑証明書が取得できるまではゆとりを見て、2,3週間とお考え下さい。)
定款の作成について
一般社団法人の定款には株式会社などの会社と比べると比較的自由に定めることができるので、上記の事項以外にも必要に応じてルールを記載することができます。しかし、剰余金が発生した場合や法人の財産について、社員に分配することはできません。これに反する記載をしても無効となります。一般社団法人を設立する場合、設立時理事を選任しなければなりません。設立時理事は定款に記載することもできますが、記載していなくても、設立時社員の議決権の過半数によって選任することができます。監事や会計監査人を設置することを定款で定めた場合には、理事と同じように速やかに選任する必要があります。
登記について
設立の登記を行う前に、必要書類や一般社団法人の印鑑を準備しておきます。なお、印鑑は1辺1~3cmの正方形に収まるサイズで作る必要があります。管轄の法務局に申請した日が一般社団法人の設立日となりますので、土日祝日など法務局がお休みの日にちを設立日とできませんので注意が必要です。申請書類などを提出しても登記手続きがその場で完了するわけではなく、数日から場合によっては2週間後に完了することになります。
※経験上、3月や4月などは時間がかかります。ご注意下さい。